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人気アプリ「Zenly(ゼンリー)」を徹底解説!~後編~

■便利な機能■■
中編ではZenlyの基本的な使い方や画面の見方、設定の内容をご紹介してきました。最後となる今回はこれらを踏まえ、Zenlyをより便利に安全に使うための機能を説明していきます。

◆ゴーストモード◆◆
いわゆる「自分の現在地を隠して、Zenlyで情報を共有している友達にバレないようにする」ための機能です。プライベートな空間を守りたいときには最適ですね。
ゴーストモードには二通りあり、自分の現在地をアバウトに表示してぼやけさせる「あいまい」と、今いる場所を固定してごまかす「フリーズ」があります。すぐに使える機能で、関連するアプリを追加でインストールする必要もありません。
いずれのゴーストモードも、プロフィールから「ゴーストモード(お化けのかわいいアイコン)」のアイコンをタップすることで設定画面に入れます。

◆あいまい機能◆◆
自分の現在地をベースとして、それ以外の場所をランダムに選んで「相手から見た自分の現在地」とすることで場所をごまかす機能です。目安としては東京都内で言うところの「駅ひとつ分」くらいズラして位置をバレにくくします。難点は「マークから『あいまい設定』にしていることがバレる」こと。一時的な目くらましなど、急を要するときには使える機能です。

◆フリーズ機能◆◆
今いる場所で現在地を固定することで、本当の現在地をずらして場所をごまかす機能です。あいまい機能と違うのは「マークがつかず、相手に機能を使っていることがバレない」こと。さすがに同じ位置でずっと動かないとなると感づかれることもあるかもしれませんが、いま使えるZenlyの「ごまかし」では効果が高い機能といえるでしょう。難点は「あらかじめフリーズ機能を発動するポイントを自分で組み立てる必要がある」こと。あいまい機能とは違いランダムに姿をくらますポイントを自動で設定してくれないため、そういった意味では面倒だと感じる人もいるかもしれませんね。

◆プライベートモード◆◆

中編でも設定の仕方について触れましたが、Zenlyには「連絡先を交換している友達のみ情報を共有できる」プライベートモードがあります。Twitterで言うところの「非公開(=鍵)アカウント」のシステムと似ており、このモードを設定すると自分のアカウントがオープンになりません。ただし連絡先を交換している友達同士でのやりとりに限定されるといえ、「LINEのみの場合は自分のアカウントが公開されない」ということに注意してください。プライベートモードで情報を共有できるのは、「電話番号を交換している友達同士」のみです。
設定する場合にはプロフィール画面より「設定」→「お好みの設定」より「プライバシー設定」へと飛び、「プライベートモード」のキーをONにすることで有効にできます。

◆ブロック機能◆◆

Zenly上で友達とのトラブルなどがあり、やむなく関係を続けることができなくなってしまった際に有効なのが「ブロック」機能。Zenlyにも備わっていますが、少々やっかいな仕様になっています。それは「友達申請を受諾する前でなければ完全にブロックできない」こと。すでに友達となっている人をブロックする場合には、「いったん友達リストから削除した上で申請してきたものをブロックする」ほか手段はありません。しかしながら「リストから削除されたことが相手に通知されてしまう」という欠点があるため、必ずしも穏便に関係が終わるとは限りません。くれぐれも「友達を追加するときは確認を忘れない」ようにしたいものです。
友達承認をする前のブロックは、友達と思われるかもしれない人からの申請画面で「ブロック」をタップすれば可能です。一度ブロックをすると自分で解除をしない限りは、メッセージや申請が送られることがありません。解除はプロフィール画面から「設定」→「プロフィール」→「ブロックしたユーザー」からユーザーを選び、歯車の「設定」アイコンをタップし「ユーザーのブロックを解除する」で行えます。

■Zenlyまとめ■■
まずは、Zenlyの長所と短所についておさらいしてみます。

・長所
友達の位置がリアルに分かり、待ち合わせに便利
ポップで楽しいデザインがベースなので飽きが来ない
海外製のアプリだけれど日本語のセンスがある
位置情報の取得精度が正確
分かりやすいアイコンやマークで直感的に扱える

・短所
常にロケーションを更新するため電池やデータを食う
ブロック機能が不便、しかもある程度の確率でバレてしまう
ゴーストモードやフリーズ機能を使いこなせないとプライバシーが…

細かいところもあるのですが、代表的なメリット・デメリットを挙げるとこういう具合になります。Zenlyは今までありそうでなかった「位置情報を友達と共有できるアプリ」として注目を集め、昨今のコミュニティが活発になってきていることと相まって使用者も増えています。一方で脆弱(ぜいじゃく)なプライバシー保護体制、これを上手く補助機能を使って補うことが出来なければプライバシーが侵害されてしまうという危険性も否定できません。また位置情報を取得し続けるというアプリの性質上、スマホに負荷がかかり電池やデータ容量を相当に食うというデメリットもあります。
しかしながら使いこなせれば、今まで以上にコミュニティに華を添えてくれることは間違いないはずです。気になったらまずはインストールしてみて、使ってみて、自分の感覚や環境に合うかどうかを判断することをおすすめします。「Zenlyがある生活」が素晴らしいものになることを願ってやみません。