
横浜港に着岸中のダイヤモンドプリンセス号。
「クルーズ船」とはいったいどういう船なのか?
気になったので、調査してみました!
向かう先で入港できず、次の寄港地でも断られ、行き場を失う大型クルーズ船。新型コロナウイルスによる肺炎で、入港を拒否する動きが広がっています。主なクルーズ船の航跡や影響を探ります。
▶新型肺炎、さまようクルーズ船 入港拒否相次ぐhttps://t.co/UzOuQ6M0Sl pic.twitter.com/u1VXgp9Q6J
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) February 10, 2020
「クルーズ船」ダイヤモンドプリンセスとは?
日本で建造された最大の客船
全長:290メートル
全幅:37・5メートル
総トン数:11万5875トン
乗客定員:2706人
船籍はイギリスで、船会社はアメリカの「プリンセス・クルーズ」です。
主な就航エリアは、アラスカ、メキシコ、カリブ海、地中海、バルト海、オセアニア、南米、アジアなど、世界中の様々な海域を運航しています。2013年より日本発着クルーズも開始。
「クルーズ船」ダイヤモンドプリンセスの値段
料金は一人68,000円から。豪華なイメージがあるクルーズ旅行ですが、ダイヤモンドプリンセスは1泊1万円台から乗船可能です。
部屋により料金が変動。
今回のクルーズは15泊16日の予定で、代金は25万円から138万2千円。
運営会社の「プリンセス・クルーズ」は、乗客に旅費を返還する方針を明らかにしました。
乗船前後の航空運賃や宿泊費など乗客が支払った料金の全額を払い戻すとしている。
「クルーズ船」ダイヤモンドプリンセスの航路・行程
クルーズ船の航路。どこから来たのかと思ったら日本発でした。
那覇や香港などを回って、長い期間限られた空間で過ごしていたみたいです。 pic.twitter.com/4IDg2sMmfw
— 吉川小豆 (@ka_g_aa1) February 4, 2020
「クルーズ船」ダイヤモンドプリンセスの航路・行程は以下です。
日本を出発して、香港、ベトナム、台湾を巡って、また日本に戻ってくる航路です。
↓
1/22「鹿児島(日本)」
↓
1/25「香港(中国)」
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1/27「チャンメイ(ベトナム)」
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1/28「カイラン(ベトナム)」
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1/31「基隆(台湾)」
↓
2/1「那覇(日本)」
↓
2/4「横浜(日本)」
香港14例目の感染者は、1月17日に香港から東京へ。
20日に横浜でダイヤモンドプリンセス号に乗船、25日香港帰国。
1月19日から咳、30日病院を訪れ隔離。
1月18日から22日まで大阪、鳥羽、東京、鹿児島に立ち寄りました。
日本へ旅行に来ていて、クルーズ客船で香港に戻った男性が新型コロナウイルスに感染していたことが発覚。
客船運営会社が、男性が同社のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗っていたと明らかにしました。
一方、中国湖北省武漢市における初期の感染データによると、新型コロナウイルスは1人の患者から感染するのは2人程度。今回は多数の感染が確認されており、男性以外から感染が広がったことも考えられる。