【台風】鹿児島県の停電はいつまで?復旧はどれくらい?目安や対策を調査

ここ数年に到来した台風の中でも特に危険視されている今年の台風10号が5日から7日にかけて沖縄、奄美、九州に接近する見込みです。

台風10号が接近する影響で、九州では停電リスクが非常に高まります。

特に沿岸ほど停電のリスクは高いです。

明日6日(日)には雨風が強まってきますので、今日5日(土)のうちに台風対策、停電対策を行いましょう。

最新の停電状況を確認⇒https://www.kyuden.co.jp/td_emergency/pc/kyusyu.html

強風は言わずもがなですが、やはり水害に最大限の警戒が必要です。

この記事では台風10号についての情報や停電時の対策などについてまとめてあるので、ご参考になれば幸いです。



台風10号の現在位置・最新情報

南西諸島と九州は記録的な暴風や大雨のおそれがあります。

 

 

 

出典>>ウェザーニュース最新の台風情報




鹿児島県の停電情報や復旧・被害状況

最新の停電状況を確認⇒https://www.kyuden.co.jp/td_emergency/pc/kyusyu.html

今のところは大規模停電は起きていませんが、この先ほぼ全域が停電予想地域となっています。

 

停電時の対策

昨年の2019年に千葉県に上陸した台風15号は甚大な被害をもたらしましたが、特に注目されたのが大規模停電です。

東京電力エリア内、約93万軒にものぼる大停電となりました。

台風10号は風速で言えばその15号をさらに上回ると予想されているため、今回も大規模停電が起きることは避けられないと見られています。

停電への対策として、日本防災士会長崎県支部の旭 芳郎支部長は以下のように呼びかけています。

「(大容量のモバイルバッテリー)これはスマートフォン用でも少なくともスマホを3回分くらい充電できるやつなんですね。これが1個あるとスマホが電池なくなっても3回分くらいは充電できると」

「家を出るときには自分でブレーカーを落として、そして避難をしていただく。家を出るときには必ずコンセントを抜いてしまったあと。帰ってきたあと、水にぬれて無いかチェックして、差し込むと通電火災はなくなると思います」

「冷凍室の中に日頃から保冷剤凍らせておくと、いざ冷蔵庫が停電で止まってしまっても冷蔵室の中に入れておくことでしばらくの間温度をキープすることができるということなんです。野菜とか食べ物が冷たい常態で2~3日キープできて、なるべく開閉も最低限考えて回数を減らしてなるべく温度が逃げないようにすることが大事」

(参考:Yahoo!ニュース)



「通電火災」への対策は盲点になっていることが多いのではないでしょうか。

特に気を付けておきたいですね。

停電対策チェックリスト
  • 懐中電灯の準備
  • 水の確保
  • 常温保存可能な食品の確保
    (消費期限もできる限り長いもの)
  • 冷蔵庫をあらかじめ「強」に
  • 肉、魚は調理しておく
  • エレベーターは使えなくなることを前提に
  • 携帯電話の類は「省エネモード」に
  • モバイルバッテリーはフル充電しておく

さらにこの時期気を付けたいのが暑さ。

扇風機やエアコンが使用不可になることを想定して、熱中症対策も同時に考えておきたいところ。

停電時の熱中症対策
  • 濡れたタオルで体をふく
  • 保冷剤を布等でくるんで首へあてる
  • 経口補水液、スポーツドリンクを一定量準備しておく
  • 車が使えるなら車内の冷房で
    (エコノミー症候群に気をつける)
  • お風呂に水を溜めておく

すぐ届く防災グッズ

台風接近は目前ですが、できる限り速めに届けてくれる防災グッズについて。

ただ、回線の状況は混雑していることが予想されます。

やはり一番は、シーズンでない時に準備しておくことでしょう。

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被害に遭った際の対処法

実際に被害を受けるであろう地域の方へ、災害の前後の対処法について。

災害前の行動

屋外

  • 窓や雨戸は必要に応じて、外側に板を打ち付けるなどして補強
  • 排水溝や側溝を掃除し、水はけを良くする
  • 鉢植えやゴミ箱など風で飛ばされそうなものは固定するか家の中へ格納
  • 庭木、塀など風で倒れそうなものも補強

屋内

  • 割れた窓ガラスの飛散防止のため、飛散防止フィルムを貼る
  • 外からの飛来物に備え、カーテンやブラインドは閉める
  • 停電対策を万全に(上記参照)
  • 避難行動に備え、食料含む防災グッズはひとかたまりにしておく
    (マスクなどのコロナ感染対策も準備)
  • 最寄りの避難場所と避難経路の確認をすませておく
  • 「ハザードマップ」で周辺の危険箇所を確認しておく
  • 台風が近づいて来てからの作業はリスクが高まるので、できる限り事前に準備を。

(参考:シニアガイド)



被災後の行動

資金面

まずは先立つものが必要。

各種保険や制度を利用して資金の確保を急ぎたいですね。

水害等は「火災保険」に含まれており、自動車の被害があれば「車両保険の特約」でまかなえます。

そのためには、家や車の様子を写真に撮るなどして、「被害にあった」という証明が必要になります。

状況が一発で伝わるような写真をできる限り多く撮っておくことが大事です。

また、保険以外でも被害申請を提出することで国から補償を受け取れる場合があります。

落ち着いたら、内閣府の「被災者に対する支援制度」を読んでみることをおすすめします。

さらに「雑損控除」等を利用して所得税を減らせる場合があるので、そちらもチェック。

関係のありそうなレシート・領収書は捨てずにとっておきましょう。

そして注意したいのが、悪質業者。

火事場泥棒とよくいいますが、昔から災害時には保険会社や国を騙った悪質商法がはびこるので、警戒してください。

家屋への対処

一通り写真を撮り終えたら、後片付けです。

水抜きと乾燥、衛生対策をできる限り迅速に行いましょう。

また、余裕があれば専門家に観てもらうこともおすすめです。

素人目にはわからない箇所の被害状況を見抜いてくれるので、「実は濡れていて、後から被害が広がった」などという事態を避けられます。

そして、自分で見るにしろ他人に見せるにしろ、安全確認や復旧作業の時は長袖、長ズボン、靴を着用し、できればヘルメットなどもかぶり、二次被害を防ぎましょう。

その際も熱中症対策は万全に。

  • 落下物、倒壊の危険がある箇所のチェック
    (あれば即座に補強か除去する)
  • 浸水、あるいは軽度濡れたであろう屋内配線等は使用前に安全確認
  • 灯油、農薬など危険物の漏出のチェック
  • 少しでも濡れたと思われる建物や家具などは念入りに消毒
  • 水道水の煮沸、手の消毒など、衛生管理の徹底
  • 床下、家の周囲に石灰をまいて消毒
  • 屋内の風通しを良くし、乾燥を進める

また、切れた電線などが近くにないかも確認し、もしあれば必ず電力会社に連絡を。

触れれば最悪死んでしまう可能性があるため、絶対に自分で処理しようとしてはいけません。

【台風10号】長崎県の停電復旧はどれくらい?目安や対策まとめ

台風10号は5日から7日にかけて沖縄、奄美、九州に接近する見込み。

9月5日午前の時点で、非常に強い勢力のまま南大東島の南を北上中、南西諸島と九州は記録的な暴風や大雨に見舞われると予想されます。

長崎県は今のところは大規模停電は起きていませんが、この先ほぼ全域が停電予想地域となっているので、備えは万全に。

停電対策の他にも、水害・強風への対策や、被災後の行動についても準備しておきましょう。