池谷敏郎医師が監修するゾンビ体操が、テレビで話題になりましたね。
ゾンビ体操は、時間がない人、足腰が痛い方におすすめの体操です。
でも、ゾンビ体操って「なーに?」と、初めて聞く方はどんな体操だろうかと思う方も多いと思います。
そんな方に、ゾンビ体操を紹介していきたいと思います。
目次
ゾンビ体操ってどんな体操?
ゾンビ体操とは、ずばり『ゾンビのようにゆらゆら揺れ動く体操』です。
大の運動嫌いでも、ゾンビ体操なら出来る、足腰が痛い、関節が痛くて運動は難しいという人も、この体操ならできるという人がいるくらい簡単で誰にでもできる体操なんです。
運動は大事だって分かっているけれど、忙しいママや会社勤めの人達には、わざわざ運動の時間を作るのは難しいですよね。
ジョギングはウォーキングの3倍のエネルギーを使うと言われています。このゾンビ体操は、3分間のジョギング編があるので、これをジョギングと仮定すると、なんと約9分のウォーキングをしたことになります。朝昼夕と3回行うと、約30分歩いたことになるんです。
短い時間で効率的に運動ができるし、有酸素運動とリラックス効果も期待できます。
ゾンビ体操のやり方ーまずは基本姿勢ー
まずは基本姿勢です。
背筋はピンと伸ばします。肩には力を入れすぎないようにリラックスします。お腹には力を入れて引き締まっていることを意識します。
ゾンビ体操をやってみよう ①ジョギング編
下半身はその場で軽いジョギングをしているように、かかとを浮かしてつま先でその場で動かしていきます。上半身は、肩の力を抜いて、肩を前後にゆらゆら、腕をぶらぶらと左右に上半身をねじるように、ゾンビが動いているように揺さぶりましょう。
ゾンビ体操考案者の池谷敏郎医師は、デンデン太鼓のように体をねじり腕をブラブラさせるイメージで考えたそうです。この上半身の動きが心と体をリラックスさせる効果があるんです。デンデン太鼓になったイメージで上半身はブラブラと動かしていきましょう。
お腹は力を入れて引き締めてます。1分間この動きをしていきます。
ゾンビ体操をやってみよう ②足踏み編
①のジョギング編を1分間終わったら、今度はジョギングからその場で足踏みをしていきます。手はリラックスして軽く振りましょう。①のジョギング編の小休憩という気持ちで、30秒間ゆったりとした気持ちでしましょう。
①ジョギング編(1分間)⇒ ②足踏み(30秒間)
①⇒②⇒①⇒②⇒①⇒②と3セットが基本です。この3セットを毎食後に行いましょう。
ゾンビ体操で血管が若返る!
ゾンビ体操の3セットで、ウォーキングを10分間行ったのとだいたい同じ運動効果があります。ゾンビ体操3セットを朝昼晩と3分間ずつ行えば、1日30分間歩いたのとほぼ同じことになります。
お腹から足まで、下半身には全身の6~7割の筋肉が集まっています。お腹を意識しながら行えば、下半身のほぼすべての筋肉を鍛えることができます。さらに、つま先から降りるため関節のクッションがうまく働き、ひざや股関節、腰への負担が軽く済みます。
軽い運動をすることで、身体にはリラックス効果が期待できます。そして、首や肩の筋肉がほぐれて、手を振ることで手の血液循環がよくなり、血管の若返りにつながっていくのです。
ゾンビ体操を実際にやってみました!
ゾンビ体操を1か月間やってみましたので、レポートしたいと思います。
ゾンビ体操のルールはこれだけです。
最初の頃は、3セットの最後のジョギングは時計とにらめっこしながらする感じで、『ややきつい』を感じました。3セットまで終わるとほんのり汗をかいてきます。
昼食後は職場の皆でゾンビ体操をする時間になっていきました。やっていると「なになにそれ?」と人が集まってきて、私の職場では多い時で7名でゾンビ体操をする時間になってました。ゾンビ体操をしながらおしゃべりも出来ますし、ゾンビ体操はそのぐらい、みんなで楽しくできる体操なんです。
ゾンビ体操を1か月間した結果
体重ー2kg ウエストー4cm
という結果でした。
ウエストのマイナス4cmで、きつくて履けなかったズボンが履けるようになりました。ゾンビ体操の時はいつもお腹を意識しながら引き締めていますので、ウエストへの効果が大きかったように感じます。
食後30分がおすすめの理由は?
ゾンビ体操をする時間は、食後すぐではなく、食後30分というのがポイントです。
食後30分というのは、食べ物が胃から血液に吸収され、血糖値が上昇してくる時間です。その時間帯をねらってゾンビ体操をすることで、効率的に血糖値の上昇を抑えられ、糖分が脂肪になるのを防いでくれます。
管理人がおすすめするゾンビ体操、皆さんも手軽に始めてみてくださいね。