音楽配信サービスSpotifyダウンロード前に知っておきたい無料と有料プランの違いとは?

サブスクリプションサービスの代表ともいえる音楽配信サービス。
特に最大手サービスの「Spotify」は、その使いやすさから有料会員登録のユーザー数が2019年には、1億ユーザーを超えるなど、ダウンロードすべきマストアプリとも言えます。

今回は、そんな大人気アプリSpotifyの有料プランと無料プランでは、どのようなサービスの違いがあるか。を徹底解説していきます。



有料会員と無料会員の音質の違い

Spotify_グローバルトップ50

サブスクリプションサービスの中で、例えば、映像系サービスのNetflixなどは価格によって視聴できる解像度が4KやHDなど画質に差があるように、Spotifyにおいても、有料会員と無料会員で音質の差があります。
音楽サービスにとって、いちばん重要な音質ですが、ストリーミングサービスと言う特性上、ユーザーによるネットワーク通信量の制御を目的に、「自動・低音質・標準音質・高音質・最高音質」が設定できますが、有料会員のみ、最高音質でサービスが利用できるようになっています。

この無料会員と有料会員の境目である高音質と最高音質の違いですが、高音質が約160kbit/秒。最高音質が320kbit/秒となっており、数値だと倍の差となりますが、実際には、市販イヤホンやヘッドホンではほとんど判別ができないほど、その音質の違いは判別しにくいといって良いでしょう。

オフラインの視聴可否

Spotify_1人用プレミアムプラン

Spotifyはストリーミングサービスであるため、常時ネットワーク通信を使用して音楽適時ストリーミングしながら音楽を楽しむというサービスとなっています。
しかし、携帯キャリアなど現在のネットワーク料金プランは、月の通信量にプランごとの上限を設けているため、ストリーミングだけの運用では、通信量の消耗につながる懸念があります。

そこで、Spotifyは、有料会員のみ、事前に好きな曲やプレイリストなどを一度ダウンロードしてしまえば、オフラインで曲を楽しめるダウンロード機能を搭載しています。

 

チビとらチビとら

このダウンロード機能は無料会員では利用できないため、
ネットワーク通信量の消費には注意が必要です。



パソコンでの視聴可否

Spotify_ストリーミングサービス

Spotifyは、スマホアプリの他にパソコンでも利用できます。
PC作業に集中したい際や、スマホより大音量で聴きたい時などに最適ですが、パソコンでの利用では無料版と有料版には視聴の快適さに差がでてきます。
音質については、紹介しましたが、パソコン版では、無料版には、音声による広告機能が付随されます。

この音声による広告機能とは、音楽を聞いている最中、数曲聴いたあと、15〜20秒ほどのSpotify有料会員を勧める著名人による音声広告が流れる。という機能です。

有料会員には無い機能なので、曲が途切れることなく流れ続けますが、無料会員では、曲と曲の間に突然広告が流れ始めるため、金額を払っても曲を存分に楽しみたい。という方は有料会員がおすすめです。
一方、無料で使えることに魅力を感じ、音声広告を邪魔だと思われない方は無料会員をおすすめします。



カップル向けプラン『Spotify Premium DUO』

Spotify_Premium DUO

これまで、有料会員は月額980円での展開のみでしたが、同じ家に住む2名までを月額1280円で利用できる有料プラン 「Spotify Premium DUO(プレミアム デュオ)」を2020年3月3日より国内で提供開始しました。

通常の有料会員戸の最大の違いは、2人の音楽の好みを反映して「DUO mix」というプレイリストを自動作成して、互いの好みの音楽のシェアできる点です。
これにより、カップルやパートナーと音楽を通して体験を共有できるという側面もあります。

なお、今までプレミアムプランを利用したことがない場合、1カ月間無料でSpotify Premium DUOを試すことができるため、Spotifyを知らない。または知っているけど使ったことがない。というカップルやパートナーがいる方は是非使ってみても良いでしょう。
利用方法は、アカウントを持っているどちらかが招待する形でパートナーにアカウントリンクからアカウントを作成するというもの。

既にプレミアムプランに加入している。という方は、アカウントのプラン変更画面にて「Spotify Premium DUO」プランに変更することで利用できます。



以上、Spotifyの有料会員と無料会員でできることの違いについて紹介してきました。
数ある音楽ストリーミングサービスの中でも最も有料会員数が多いことから信頼できるサービスとして疑いの余地はありません。
無料会員か有料会員で利用するかは、利用できる機能に月額料金以上に価値を見出だせるかで判断するのがおすすめです。
その際、本記事が参考になりますと幸いです。