ZOOMのブレイクアウトルーム(個別グループ)機能とは?使い方や設定方法を解説!

ブレイクアウトルームとは、オンラインミーティングで参加者を、何個かのグループに分けることができる機能のことです。

大人数でのミーティングの際に、少人数での話し合いが個別にできるとても便利なZOOMの機能です。

例えば、15人のミーティングで5人のグループを3つ作成して、それぞれで話し合いをすることができます。

この記事では、ブレイクアウトルームの使い方や設定方法を解説していきます。

 



ブレイクアウトルームを開始する前の準備

ブレイクアウトルームを作成できるのは、ZOOMのホストの人のみです。

ブレイクアウトルームを作成する際は、ミーティングを開始する前に以下の設定を行う必要があります。

      1. ①ZOOMの設定画面から、右上の設定マークをクリックします。

ZOOM_ブレイクアウトルーム①

      1. ②以下の画面が表示されるので、下部の「さらに設定を表示」をクリックします。

ZOOM_ブレイクアウトルーム②

      1. ③以下の画面で「設定」を選択します。

ZOOM_ブレイクアウトルーム③

    1. ④③の画面を下にスクロールし、ブレイクアウトルームの設定をONにします。

ZOOM_ブレイクアウトルーム④

以上で事前準備は完了です。

 

 


 

 

ブレイクアウトルームの作り方・設定方法

ここからはミーティングを開始してからの操作について説明します。

ミーティングを開始すると以下のような画面になります。

ZOOM_ブレイクアウトルーム_z作り方

ブレイクアウトルームを作成する際に、画面下部にあるブレイクアウトセッションを選択します。

次に、以下の画面でブレイクアウトルームの割り当て方法を決定します。

ZOOM_ブレイクアウトセッション_参加者の割り当て

    1. 1.ブレイクアウトセッション(小会議室)の数を決定する。
    1. 2.自動か手動を選択する。
    1. 3.セッションの作成を選択する。

 

 



 

 

自動を選択すると、自動的に参加者が小会議室に割り振られます。

どの小会議室にどの参加者を配置するか決定している場合は、手動を選択してください。

最後に、参加者の割り当てを行います。

ZOOM_ブレイクアウトセッション_開始後

画面に誰がどのセッションに配置されるかが表示されます。

参加者を別のセッションに移動させたい場合は、参加者の名前にカーソルを合わせ、移動先を選択すると、移動させることができます。

この画面ではセッションの追加や削除も可能です。セッションの数は、最大50個まで作成することができます。

また、セッションの名前を変更したいときは、セッションの名前にカーソルを合わせると、「名前の変更」が表示されるので、それを選択して名前の変更を行います。

参加者の配置が決定したら、「すべてのセッションを開始」を選択してください。

 

 

参加者の操作方法

参加者の操作はとても簡単です。

ホストが「すべてのセッションを開始」を選択すると、参加者の画面に「後で」「ブレークアウトルームに参加する」という2つのボタンが表示されます。

参加者が「ブレークアウトルームに参加する」を選択すると、ブレークアウトルームに参加できます。

 

 



 

 

ブレークアウトセッション開始後の操作

ブレークアウトセッションを開始すると、ホストの画面に以下の画面が表示されます。

ホストはすべての参加者に対して、メッセージを送信することができます。

チビとらチビとら

時間制限を設けて小会議室でミーティングをする際に、「あと5分です」といった使い方をすることもできますよ。

ZOOMにはチャット機能がありますが、チャット機能では同じ小会議室にいる人にしかメッセージが届かないので注意してください。

 

 

ブレイクアウトルームの終了

ブレイクアウトルームの終了方法は2種類あります。

    • ホストが終了する。
    • 参加者が終了する。

ホストが終了するときは、「すべてのセッションを停止」を選択すると、すべてのセッションが停止され、すべての参加者がメインセッションに戻されます。

また、参加者が終了するときは、「ブレイクアウトルームを退出する」を選択し、「メインセッションに戻る」を選択します。

ブレイクアウトルーム機能は簡単に使用できるとても便利な機能です。

ぜひご活用ください!