ラジオアプリ「SPOON」は、使い方がとてもシンプルで、誰でもラジオを楽しむことができます。
配信を聴くことはもちろん、自分でLIVE配信を楽しむことも簡単にできます。
しかし、いざLIVE配信をやってみると、「人が来ない」「どうしたら人気DJになれるのだろう」などといった悩みも発生します。
今回は、LIVE配信のちょっとしたコツや工夫について、解説していきます。
野良配信とファン配信の違い
LIVE配信には、「野良配信」と「ファン配信」の2種類があります。
いずれも、LIVE配信を開始する時に設定することができます。
画像の囲った部分で、設定します。
野良配信は、誰にでも配信を聴くことができるLIVEです。
ほとんどのLIVE配信が、野良配信になっています。
対してファン配信は、自分のファン(フォロワー)のみ聴くことができます。
ファン配信の設定をする時に、招待するファン(フォロワー)を選択するのです。
ファン配信は、初見(始めて枠に来る人)は入ってきません。
「荒らし」も来ないので、内輪のファンだけでのんびりLIVE配信をやりたい時に使うといいでしょう。
タグの付け方
LIVE配信を開始する時に、「タグ」を付けることができます。
タグを付けることによって、検索に引っ掛かりやすくなるのです。
このアイコンをタップすると、「タグ検索」をすることができます。
例えば「初配信」でタグを検索すると、色々な初配信が表示されます。
一番上の「初配信」をタップすると、色んなLIVEやCASTが表示されました。
タグは自由に付けることができます。
自分なりに工夫してみるのも、楽しいかもしれません。
タグから思わぬリスナーさんが来てくれるかも!?
BGM音楽を流す方法は?
配信でBGMを流すには、配信で使う端末とは別に、もう1台の端末(サブ端末)またはオーディオ機器が必要になります。
端末1台で、配信と同時にBGMを流すことはできません。
サブ端末(またはオーディオ機器)でBGM音楽を再生しながら、LIVE配信を行います。
BGM音楽を流す場合は、音量に気を付けましょう。
音量が大きすぎると、肝心の配信者の声が聞こえにくくなります。
慣れないうちは、リスナーさんに「音量これで大丈夫?」などと確認してみるのも良いでしょう。
SPOONでは、音源の原盤権著作者に使用許可を得ていないCDやDVDなどの音源を使用することはできません。
なので、BGMに使うことができるのは、著作権フリーの音源となります。
とはいえ、BGMに関しては運営が黙認している場合がほとんどですが…
気になる場合は、著作権フリーの音源を使用してくださいね。
強制退室させるには?
LIVE配信を行っていると、時々「荒らし」と呼ばれるユーザーが入室することがあります。
「荒らし」は枠主(配信者)に対して暴言を吐いたり、卑猥なコメントなどで枠を荒らします。
対策としては、「強制退室」という方法があります。
強制退室させるには、まず荒らしユーザーのアイコンをクリックします。
すると、以下のように表示されます。
矢印の「強制退室」のアイコンをタップすると、荒らしユーザーを枠から追い出すことができます。
なお、「強制退室」の権限は、枠主とマネージャーにしかありません。
荒らしユーザーが頻繁に現れるようでしたら、あらかじめ信頼できるリスナーさんにマネージャーをお願いすると良いでしょう。
一度強制退室された荒らしユーザーは、ブロック扱いになります。
枠主がブロックを解除しない限り、今後枠に入室することはできなくなります。
マネージャーについては、次で説明します。
マネージャーの役割
リスナーの数が増えてくると、枠主はコメントを読むだけでも大変になります。
誰かが入室しても、挨拶できない場合があります。
そんな時に、枠主を助けてくれるのが「マネージャー」の存在です。
- 枠主に代わって、新入室者に挨拶をする
- 新入室者に、枠についての説明をする(定期を入れる)
- 不審者を強制退室にする
マネージャーに指定するには、マネージャーになってもらいたいリスナーのアイコンをクリックします。
「マネージャー指定」のアイコンをタップすると、マネージャーになってもらうことができます。
平たくいえば、枠についての説明や枠主の紹介です。
一例ですが、このような感じです。
リスナーの数が増えてくると、マネージャーの存在は非常に助かります。
信頼できるリスナーさんがいる場合は、マネージャーをお願いすると良いでしょう。
コラボ配信の方法
※現在は2019年12月新たにコラボ機能が実装されました。
コラボ配信の方法は新たに追記しております。
基本、LIVE配信は一人(もしくは同じ場所にいる複数の人)で行います。
しかし、サブ端末があれば別の人と会話しながらLIVE配信をすることができます。
これを「コラボ配信」といいます。
コラボ配信は、サブ端末を使って、スカイプもしくはLINE電話で通話しながら配信します。
コラボ配信を行う場合は、音量に気を付けてください。
通話している相手の声が聞こえづらい、ということが割とあります。
※追記
SPOONでコラボ配信をするには、以前はサブ端末を使ってスカイプで通話しながら行う、という方法しかありませんでした。
しかし2019年12月、SPOONにコラボ機能が実装されました。
枠に来てくれたリスナーが、配信に参加できるようになったのです。
矢印のアイコンをタップすると、コラボ設定をすることができます。
矢印のバーをタップして、設定をONにすると、次の画面になります。
「確認」をタップすると、コラボ設定が完了します。
コラボ配信の画面です。
右上の受話器のアイコンが、コラボのスイッチになります。
リスナーが枠主にコラボのリクエストを送ると、アイコンの色が変わります。
アイコンが青色に変化していますね。
このアイコンをタップすると、コラボリクエストに応じることができます。
アイコンをタップすると、上の画面になります。
コラボ待ちのメンバーが複数いる場合は、一人を選んで「招待する」をタップします。
これでコラボ配信を行うことができます。
コラボ配信中の画面です。
受話器のアイコンの代わりに、現在コラボしているリスナーのアイコンが表示されます。
【コラボ枠の表示】
ホーム画面です。
コラボ枠は、アイコンに表示されます。
コラボ配信を行っている枠は、矢印のアイコンで表示されます。
これは、現在コラボを行っている枠です。
アイコンがグレーになっているのは、現在「コラボ待ち」の状態の枠です。
コラボ設定にしているけど、誰ともコラボをやっていない、ということです。
コラボ機能については、まだまだ不具合やバグがあるようです。
しかし、枠に来てくれたリスナーさんとのコラボは、なかなか楽しいものがあります。
一度試してみてはいかがでしょうか?
人が来ない!イケボやカワボとは?
配信を始めて間もない頃は、リスナーが来ないケースがよくあります。
せっかく枠を開けたのに誰も来ないのは、寂しいですよね。
人が来ない原因のほとんどは、「ファン(フォロワー)不足」です。
それでもがんばって配信を続けていけば、ある程度のファン数は稼ぐことはできます。
しかし、手っ取り早くファン数を稼ぐ方法もあります。
とりあえず他の枠に行って、そこで気の合ったリスナーさんや枠主をファンポチ(フォロー)すればいいのです。
そうすれば、たいてい「ファンポチ返し」といって、フォローを返してくれます。
ファンが多いと、配信を開始した時にその分だけ通知が多く届きます。
実際筆者は、自分の配信を始める前に、ある程度のファンを作りました。
初めての配信でも、8~9人くらいのリスナーさんが来てくれました。
ただし、あまり露骨にファンポチしていると、敬遠されることがあります。
あくまでさりげなく、ある程度コメントなどでからんでからファンポチすると良いでしょう。
また、配信内容にも工夫しましょう。
単純に「声が良い」だけでは、リスナーは集まりません。
逆に言えば、「声さえ良ければいい」というものでもありません。
確かに、イケボ(イケてるボイスの略)やカワボ(かわいいボイスの略)の配信には、リスナーが多く集まります。
しかし、イケボやカワボであっても内容がつまらなければ、リスナーは離れていきます。
例えば他人の陰口を叩いていたり、枠主が愚痴ばかり言っているような枠は、あまり人気がありません。
ではどのような内容ならばいいのか、というと…
そこは個人差がありすぎるので、配信をやってみないとわかりません。
最初は慣れなくても、続けていけば徐々に配信のペースをつかめると思います。
人気枠に行ってみて、どんな配信なのかを参考にするのも良いでしょう。
配信タイトルとサムネイル画像の工夫
配信を始めるにあたり、「タイトル」と「画像」は非常に重要な要素を持っています。
タイトルは、自分の配信がどんな内容なのかをきちんと説明する必要があります。
例えば、
「のんびりおしゃべり枠」
これだけではどんな内容なのか、漠然としていてわかりません。
逆に、
「JKとまったり話していきません?初見◎」
とすると、女子高生が配信しているのだな、ということがわかります。
「初見◎」というのは、初見さん(初めて枠に来る人)を歓迎しているという意味です。
初見◎と書くことで、初めてのリスナーも入室しやすくなります。
タイトルを自分の属性+枠の内容にしておくと、それだけでもリスナーさんが入室しやすくなります。
サムネイル画像も重要です。
どんな画像にするかによって、入室するリスナーが変わってきます。
経験談ですが…
例えば飼い猫をサムネイルに使うと、猫好きのリスナーさんが入室しやすくなります。
ところがバイクの画像に変えた瞬間、バイク好きのリスナーさんがたくさん入室したことがあります。
自分の似顔絵をサムネイルに使っている配信者も多いです。
また、自撮り画像をサムネイルに使っている枠もあります。
ただし、サムネイルで注意しなければいけないのは、「著作権」です。
ネットなどで見つけた画像を、サムネイルに使うことはできません。
必ず、自分で撮った(あるいは描いた)画像や著作権フリーの画像などを使ってください。
まとめ
自分でいざ配信をしてみよう、と思い立っても最初は難しそう、と感じるかもしれません。
また、最初はリスナーもあまり来ないかもしれません。
しかし、続けるうちに慣れてくるものです。
イケボやカワボではなくても、配信内容がおもしろければリスナーさんは必ず増えます。
どのような配信がウケるのか、こればかりはやってみないとわかりません。
色々試行錯誤しながら、人気配信者を目指しましょう!
最後までお読みくださりありがとうございます!
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