太陽の塔なぜ赤い?「大阪モデル」コロナ警戒信号「赤・黄・青」でライトアップ!

大阪は万博公園エリア内にある「太陽の塔」が真っ赤に染められたことで話題となっています。

新型コロナウィルス対策として大阪府が独自に設けた、休業や外出自粛の要請を解除する基準である「大阪モデル」が発表されましたが、その状況に応じて3段階のライトアップを行っているのです。

※上記の画像は試験点灯の様子です。

そこでどんな条件でどんな色にライトアップされるのか、また「大阪モデル」の明確な基準は何か、調査してみました!



太陽の塔ライトアップの基準は?

大阪府のホームページでは、「大阪モデル」を基準とした現在のコロナ禍の状況を信号機の色に見立てて「赤・黄・青(緑)」で公開しています。

当然、青が最も安全なのですが、それには大阪モデルで定められている3つの条件、

    • 感染経路不明の人数
    • PCR検査の陽性率
    • 重症患者の病床使用率

    で基準値を1週間継続して下回らなければなりません。

    1週間継続できていなければ「黄色」

    どれか1つでも基準を上回れば「赤色」となります。

    要請が解除されている間はずっと青です。

    目に見えないというのがウィルスの持つ恐ろしさの一つですが、こうして間接的に可視化されると、恐怖も感じますが警戒心を緩めずにいられますね。

     


     

    「大阪モデル」とは何か?

    大阪モデルとは5月5日に大阪府が発表した、府独自の新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休業や外出自粛の要請を解除する基準で、8日に運用が開始されました。

    大阪モデル【基準】

          • 感染経路不明の人数(直近1週間の平均値):10人未満
          • PCR検査の陽性率(直近1週間の平均値)  :7.0%未満
          • 重症患者の病床使用率          :60%未満
    チビとらチビとら

    上記3項目全てで基準値を1週間継続で達成され次第、自粛を段階的に緩和する方針です。

    警戒基準値を含む諸々の要素は3月末次点の感染爆発直前のタイミングでの実数値等に基づき作成されています。

    基準値などはこれで固定では無く、今後の感染拡大状況を見て随時見直しを行うとのこと。

     



     

    大阪府知事も感謝

    今回の太陽の塔ライトアップは府が要請したものでは無く、大阪市が独自の判断で行ったものです。

    大阪モデルへの協力体制に吉村洋文大阪府知事も感謝の意のツイートをしています。

    また、太陽の塔の他にも通天閣や岸和田城なども警戒度ライトアップを行う方針です。

     



     

    赤い太陽の塔へのみんなの声

     



     

    まとめ

    太陽の塔が赤くなった理由は、コロナの影響で設定された「大阪モデル」に照らし合わせ、危険度を色でライトアップしたものでした。

    3つの基準値を、

      • 1週間継続して下回れば「青(緑)」
      • 1週間継続できていなければ「黄色」
      • 1つでも基準を上回れば「赤色」

     

    という条件でライトアップされます。

    個人的に、危機の「見える化」は良いことだと思います。

    青がずっと続くよう頑張りましょう・・・!