これが『バサ』のルールだ!【決定版】ギャンブル性の高いカードゲームの全貌解明!

この間の「やりすぎ都市伝説」で紹介された闇のゲーム「バサ」。

・やりすぎて廃人になった人がいる

・中東では法律で禁止されている

など、尋常のゲームではないようです。(◎_◎;)

あれから、引き続き調査を続けました。

そこで「バサ」の正体について、またそのルールについて、詳しくご紹介します。

 

 



禁断?のカードゲーム『バサ』とは何か?

「やりすぎ」内で語られた内容や、その他噂されていることをまとめると、バサの特徴とは以下のものがあげられます。

・「バサラ」というカードゲームから派生した

・UNO(ウノ)と麻雀を足して2で割ったようなゲーム性

・上がる時に「バサー!」とコールする

・「バサ返し」が怖くて「バサ」で上がることが怖くなる

・スペードの12は最強

・ハートの12はスペードの12の対策になる

・大金をかけるギャンブルに多用されてきた

・大借金を抱えてしまったり、廃人となる人もいる

・レバノンでは政府が介入しプレー自体が禁止されている

どうも、ゲーム性は普通に面白いというだけで危ないところは無さそうです。

ただ、「お金をかける」と途端に危険度が増し、身を崩す人が続出した、というのが中東で非合法認定された経緯のようです。

イスラムはもともとギャンブル禁止ですからね。

しかしゲーム自体を禁止してしまうとは、やはりゲームが持つ中毒性も強いのでしょうね・・・。(^^;)

ちなみに「Basra」(バスラ)という、関連のありそうな名前のカードゲームがありますが、こちらはまったく別ルールのゲームでした。

 


 

『バサ』のルール説明

危ないイメージが先行してしまっていますが、「バサ」自体は手軽で面白いカードゲームです。

わかりやすく解説してくれている動画があったのでご紹介します。

 

『バサ』要点まとめ(イエメン型+)

始め方・ゲームの流れ

 

※ジョーカーは基本的に使わない

1.各プレイヤー(1人~複数人)に4枚ずつ手札となるカードを配る

2.場の中央にもカード4枚で「デッキ」を作る。

3.余ったカードは山札として置いておく

4.デッキのカードに手札と同じ数字のカードがあればそのカードを奪える

5.「4」を順番に繰り返していく

6.手札+奪ったカードの枚数と、カードの種類によってポイントが入る

7.奪えるカードが無かったら手札のカードを1枚、デッキに加える

8.手札が無くなったら山札から4枚補充する

9.山札のすべてを使い切り最終的にポイントが最も多かったプレイヤー、あるいは設定した一定のポイント(50~150が一般的)に到達したプレイヤーの勝利

※設定ポイントに到達するプレイヤーがいないまま山札が無くなった場合、ポイントを引き継いで第2ラウンドへ。

 

 

 



 

決まり事『バサ』の特殊ルール

・数字が合ってさえいれば奪える

・一度使用したカード、奪ったカードは再使用できない

・ジャック(全絵柄)はデッキにあるカードすべてを一度に奪える

・ダイヤの7もデッキをすべて奪える

・「デッキにあるカード2枚を足した数字」になるカードが手札にあればその2枚をとることができる

・キングはキング、クイーンはクイーンでしか奪えない(↑上記の足し算不可)

 

点数・ポイント関連

・基本的に各カード1枚につき1ポイント

・エース(全絵柄)は+1ポイント

・ジャック(全絵柄)は+1ポイント

・「クローバーの2」は+2ポイント

・「ダイヤの10」は+3ポイント

・デッキを空にする「バサ―」は+5ポイント

※ジャック、ダイヤの7ではバサ―にならない

・スペードの12(クイーン)を所持していると7ポイント加算される

・ハートの12(クイーン)は相手のスペードのクイーンを相殺する(自分もカードを失う)

 



 

地域によるルールの違い

「バサ」とは別のゲームである「バサラ」(ほぼ同様のルール)から派生し、そこからさらに「エジプト型」「イエメン型」と枝分かれしていきました。

そしてそれプラス、地域によって独自のルールが付け加えられることがほとんど。

日本の遊びも同じ事が言えますね。

上記のイエメン型は最もベーシックなもので、とりあえずこのルールを把握しておけば「バサ」をプレーするのに支障はないでしょう。

「やりすぎ」で語られていた「バサ返し」も、ローカルルールの一つと言えます。

バサ返しについての詳細は調べても出てきませんでしたが、似たようなルールとして、カードゲーム「ページワン」における「ドボン返し」があります。

ドボンによる上がりは最終的に勝利者を確定するものではない。

ドボンされたプレイヤーの残った複数の手札の合計が、ドボンされたのと同じ数だった場合、ドボンを「返す」ことができる。

これをドボン返し、と呼ぶ。

(参考:Wikipedia)

このドボン返しのルールを変形させてバサにも取り入れたのではないでしょうか。

「やりすぎ」内では、地域によって2倍、3倍、4倍となって跳ね返ると語られており、一度のバサ返しで最大20ポイントが相手に入ってしまうことに・・・。

これは、おいそれと「バサー!」とは言えませんね。(^^;)

 

 

まとめ

以上、「バサ」についての調査でした。

トランプを使った楽しいゲームですが、大金をかけたギャンブルで多用されたという経緯から中東などのイスラム圏では違法となり、闇(非合法)のゲームとして扱われている、というのが恐らく真相のようです。

もちろん日本においては、お金をかけない安全なプレーならば気兼ねなく遊べるので、一度知人同士で試してみてはいかがでしょう?

ジョーカーの扱いをどうするかなど、自分なりのローカルルールを作ってみても楽しそうですね(*^^*)